あれってどんな感じかな?
今回はSTEM教育(理科、工学、技術、数学)要素がふんだんにつまった、『学研の科学 大図鑑プロジェクター』の紹介です。
黒っぽいパッケージに動物たちの写真が付いたコレですね。
子供たちはまだ4歳と2歳ですが、大人が管理すれば二人ともしっかり楽しく遊んでくれたのでその紹介をしていきます。
目次
口コミ・感想・全体的な使用感|大図鑑プロジェクター
- 組立はとても簡単(大人で10分足らず)
- ライトが強力なので小さい子供は絶対大人と一緒に遊ぶべき
- 生き物を大きく壁に映せて迫力がある
- 小さい子もすごく喜ぶ
- 数学的な知育・教育要素も多い
他のキットもですがとっても楽しく遊べ、かつ勉強になる要素がたくさんなキットでした。
プロジェクターで生き物を大きく映すなんて経験はなかなかないので大人もしっかり楽しめました。
- 生き物や恐竜が好きなお子さん
- 理系脳やSTEM教育に興味のあるパパママ
- 数学の素養を早いうちから育てたいパパママ
図鑑で見るよりも非常に迫力ある形で生き物の写真を見ることが出来ますし、簡易的なプラネタリウムにもなります。
そしてこのキットで遊ぶこと自体が数学や物理の要素も含んでいましたので、将来理系の勉強に役立つ楽しい実験キットでした!
ココがおすすめ!大図鑑プロジェクター
こちらもホントうれしいです!
私は塾経営のなかで1,000人の生徒に理数系を指導してきました。
その中で見られた傾向として
理系科目が好き≒勉強が面白い
勉強が面白い≒成績が上位
というものがあります。そして学生時代の理系科目・STEM教育分野への好奇心は小学校低学年までにその大部分が決まってしまうという研究結果がアメリカにおいて支持されています。
それに対し、詳しくは下のほうで紹介していますが
- 4歳時でも大人と一緒であれば扱える
- 生き物図鑑として理科の分野を楽しく実験できる
- キットや漫画で人体の構造を楽しく学べる
- 数学的な素養を意識せずとも取り入れられる
- 理系分野の情報元として優秀な資料
という優れた実験キット。
つまりは幼児でも理系内容をとても楽しく実験できるこのキット、STEM教育や理系科目への好奇心を育てるのに非常に有効と感じましたので、ぜひ購入してみてください!
このキットも『学研の科学 水素エネルギーロケット』と同じく対象年齢としてパッケージに「6歳から大人まで」とされておりますが、冒頭でも書いたように2歳児・4歳児も非常に楽しく遊んでくれました。
6歳未満のお子さんと遊ぶ注意点として以下の点を気を付けてください。
- 基本的に大人が組立・操作する
- 光が絶対に目に入らないよう注意する
- 写真シートを折り曲げないよう注意する
以上を注意して遊んであげてください。
危険な点を注意さえしてあげれば、小学生なら組み立ても自分で出来そうでした。
大図鑑プロジェクター全体的な遊び方
全体的な遊び方・使い方としては
- プロジェクター組立(5~15分)
- 生き物や星空などを投影
- 投影した写真を動かす・大きさを変える
- 本誌でいろいろな実験遊び
- まんがで免疫の解説
以上のような内容となっていました。まずはプロジェクターについて紹介していきます。
プロジェクターの組み立て
出典:学研公式ブログ
まずは準備からですね。
- レンズの取り付け
- LEDユニットの取り付け
- 単四電池3本を挿入
- レンズとLEDユニットを合わせて完成
組立に慣れた大人がやれば5分で出来上がってしまう程度には簡単でした。
しいて言えば、電池を入れたあとLEDの作動確認をする際、思っていたよりもLEDの光が強いため、そこは注意を払ってください。
プロジェクターで迫力の生き物図鑑を映す
出展:学研公式ブログ
手早くプロジェクターが完成したら、さっそく生き物シートを入れて壁に映してスタートです。
図鑑シートは次のものが入っています。
- 生物シート
動物や鳥のフィルム
海の生き物のフィルム
恐竜フィルム
人体のフィルム - プラネタリウムシート
天の川フィルム
星座フィルム
時刻フィルム - その他妖怪アニメシートや自作出来る透明シート
全部喜んで遊んでくれましたが、一番はやっぱり生物シートでしたね。
手で持てるサイズのプロジェクターなので、映した生き物を動かしてみることで大はしゃぎです!
投影する写真に大きさの目盛が付いているので、その目盛を実寸大に合わせることで実物と同じ大きさの動物や恐竜たちの写真を見ることが出来ます!
出展:学研公式ブログ
実物大であるだけに大きい生き物、クジラやティラノサウルスなどは顔だけの写真となっていますが、その辺はそもそも一般家庭の部屋より実物が大きいのでどうしようもない点だと思います。
教育者目線の口コミ|大図鑑プロジェクターのココがSTEM教育にすごい!
生き物図鑑としての使い方もさることながら、学研の製品紹介ページやここに乗せている写真では分かりにくいのですが、このプロジェクターの非常に優れた要素として手で持って動かせるプロジェクターであるという点があります。
手に持った懐中電灯の光を壁に当てている様子をイメージしてください。
懐中電灯を動かすとそれに応じて光も動きますし、壁に近づくと光の円は小さく、離れると大きくなりますよね。
同様にこのキット、手で持って簡単に大迫力の動物たちが動き・拡大縮小してくれるところが非常に優れています!
この何が優れているかというと
- プロジェクターを動かすと生き物も動く
小学5年の算数:図形の移動の素養 - 壁との距離で生き物の大きさが変わる
小学5年の算数:図形の拡大縮小の素養
中学3年の数学:相似な図形の素養
といったように、算数・数学の図形に関する先取学習になっている点です。
そして何よりこういった動きを伴う数学分野というのは机上だけでは分かりにくく、学校の授業で初めて出会うとイメージを湧かせることが出来ない生徒がたくさんいます!
さらにイメージできない生徒が大量発生します。。。
この動物や恐竜の『同じ画像が移動・拡大・縮小する』という部分が、将来の数学に非常に役立つ要素で、それをお子さんが小さいうちに遊びとして取り入れることが出来る点が、この学研の科学 大図鑑プロジェクターをお勧めしたい一番のポイントです!
プロジェクター以外の本誌や漫画の口コミ
学研の科学ですので、ご存じの方はご存じでしょうがもちろん本誌として漫画やそのほかの実験遊びの紹介誌が同封されています。
本誌で科学実験遊びを紹介
今回の本誌ではプロジェクターということもあり、光を使った実験遊びがメインで紹介されていました。
出典:Gakken
プロジェクターで使用したレンズを使った実験遊びや簡単にできる実験遊び、物の見える仕組みの解説などが載っています!
遊びの中で実験できるのはうれしいですね!
この辺りは特に理系科目が苦手だったパパママは積極的に普段の遊びに取り入れてみてください。
STEM教育分野や理系脳を育てるのに重要なのは、普段の生活でより多くの理系的な情報源をお子さんに提供することですので、その情報源の一つとしてぜひ取り入れてみてください!
もしよければこちらの記事もどうぞ
付属まんが『免疫のひみつ』:学研の科学 まんがでよくわかるシリーズ
出典:Gakken
こちらも併せて同封されている、学研の科学 まんがでよくわかるシリーズ『免疫のひみつ』です。
プロジェクターにも人体のシートが付いていますが、こちらは細菌やウイルスなどの感染症と人体、免疫との関わりを漫画で分かりやすく書いてくれています。
興味を持ってもらいやすいね
お子さんが興味を持った際に読んでも良し、漫画で読んで興味を持つでも良しです。
詳しく書いてありますので、まだお子さんが読めない/興味を持てない段階でも本棚に置いておいて損はないです。※厚さは1.2cmくらいでした
まとめ:数学の素養にもなるので是非お家においてほしい
理系や教育大好きな私が大喜び・大満足の科学実験キットでした。
- 組立がとても手軽(5~15分)
- 生き物などを大迫力で映して楽しめる
- 数学的な素養と理科の素養が詰まっている
- 免疫について詳しく書いた漫画がついてくる
動物や恐竜が好きなお子さんは大変喜ばれると思いますし、逆に興味の無いお子さんでも興味を持つきっかけにしてみてください。
これと合わせて動物図鑑や恐竜図鑑を開いてより興味を広げていくのも良いと思います!
ぜひ普段の知育や教育に取り入れてみてください!