所長
ワンダーボックスってどんな感じかな?

塾で1,000人の生徒を指導する中で、幼少からのSTEM教育(理科、技術、工学、数学)や理系脳の重要性を学び、推奨している私が、ワンダーボックスを体験してみました。

ワンダーボックスはSTEM教育にArt:芸術を加えたSTEAM教育の通信学習キットを提供しています。

ワンダーボックスについては私の専門であるSTEM教育に関する内容をメインで記事としますが

家庭で非常にSTEM教育に取り組みやすい教材でした!

ワンダーボックス
  • 無料教材とアプリの無料体験が出来る
  • 4歳~10歳までのお子さんが対象
  • プログラミングや実験遊びが簡単に出来る
  • アプリはすぐに使えるのでやることに困って申し込んでも○
  • 短期解約でも返金があるので安心
所長
手間のかかる理科実験が簡単にできるアプリ
思考力を鍛えるワーク
返金もあり金銭的にも始めやすい!

ワンダーボックスの無料教材内容

ワンダーボックスはタブレットアプリと実物のキット、二つで進めていく教材で、無料の資料請求で次のようなものがもらえました。

中身としては次のようなものでした

  • 教材:体験版ワーク(パズル・思考迷路)
  • 教材:体験版アプリ
  • 資料:教材紹介資料

このうち、アプリは無料資料請求をするとすぐに利用可能で「試してみたい」から即体験に繋がります。

ワンダーボックスのアプリ教材

そもそもSTEAM教育を行おうとすると、数学以外はなかなかに手のかかる学習となることが殆どです。

ちいぴ
たしかに実験とか気軽にはできないもんね

でもやってみないと興味が根付かないという面倒な話なのですが、この手がかかる内容がアプリで出来るというのがこのワンダーボックスアプリの魅力。

©Wonderfy Inc.

例えばこのアプリ『テクロンとひみつのけんきゅうじょ』。動画を見てもらえればイメージがわくと思いますが、熱や光、重力といった物理法則にのっとって目標を達成する、実験とパズルが組み合わさったようなゲームとなっています。

所長
当然実際にやろうと思って
家で出来る実験遊びでは無いですよね

ワンダーボックスアプリ体験版

ワンダーボックスアプリの体験版では次のものが遊べました。

体験版アプリ
  • ジュニアランド
    タブレット基本操作と思考力のアプリ
  • バベロン+
    思考力パズルのアプリ
  • コードアドベンチャー(年中・年長)
    プログラミングの基礎アプリ
  • テクロンとひみつのけんきゅうじょ(小学生)
    科学法則実験・パズルアプリ

テクロンとひみつのけんきゅうじょは上で紹介していますので、その他のアプリについて簡単に紹介していきますね。

ワンダーボックス体験アプリ『ジュニアランド』|基本操作と思考力

まずはジュニアランド。

画像のスクリーンショット、リンゴとブドウが食べたいキャラクターまで木から果物をドラッグして運んであげるゲームですね。

このゲームは最初にタブレット操作に慣れるという意味合いをもつゲームですが、その他にも色々な内容が含まれています。

©Wonderfy Inc.

他にも思考力や角度の認識、空間理解を深めるアプリなど、アプリ全体の導入ゲームとしても豪華な知育要素をまとめたゲームでした。

ワンダーボックス体験アプリ『コードアドベンチャー』|プログラミングの基礎

©Wonderfy Inc.

お次はこちら、コードアドベンチャー。プログラミングの基礎概念を学べるゲームですね。キャラクターに対しどの順番で動くか事前に指示を与えて、行動開始、目標にたどり着くゲームです。

最初は移動だけですが、レベルが上がると様々な行動が追加されていきます。

所長
プログラミングは複数の命令の組み合わせですので
その概念をしっかり学べるゲームです!

繰り返しだったり、変数だったり、条件付けだったりと、結構本格的なプログラミング要素が含まれたゲーム構成になっています。

ワンダーボックス体験アプリ『バベロン+』:数理パズル

もう一つ体験できたのがこの数理パズル『バベロン+』。思考力や試行錯誤を必要とするパズルがどんどん出てきます。

スクリーンショットは体験時のものですが、『別々のルートでロボットのコードを繋いであげる』という迷路とパズルの要素が組み合わさった思考力問題でした。

所長
うちの子すごく喜びました

体験版でも最終的にロボットが4体、大人でも悩むようなレベルの問題まで出題され、やりごたえ悩みごたえがしっかり詰まったパズルでした。

ワンダーボックスのアナログ教材

ワンダーボックスはアプリだけでなくアナログ教材、テキストや実物の教材もついてきます。

やはりSTEM教育、画面の中だけでなく実物で手を動かして行うことも大切ですので、その辺りもフォローされているわけですね。

無料教材|体験版ワーク

無料教材ではパズルや迷路などを思考力問題と組み合わせたようなパズルノートが貰えました!

一般的な迷路から始まりますが、思考力が必要な問題へとステップアップしていきます。

こちらはカメラに見つからないようゴールする、という迷路。

普通の迷路だと通れない道に猛獣が書いてあったりと分かるように表記してありますが

『自分で通れない所を考える』というところが子供の思考を刺激してくれますね。

所長
私は通れない所を書くよう子供に促してしまいましたが
そこも含めて考えさせても良かったかなと思います。

このほかにも図形探しや数独の前身になるようなパズルなど、どれもが思考力を働かせるような作りになっていました!

ただ書いてある絵だけでなく、その後の動きを考えるタイプのパズルが取り入れられています。

これ、塾に通ってくれている進学校の高校生でも苦手な生徒は本当に苦手とする技能で、数学や理科で出てくる図はあくまで『紙に書かれた図』であり、動的なもの捉えることが出来ないんですね。

ちいぴ
上の写真で言えば
『風船が割れる様子がイメージ出来ない』
という意味だね

こういった想像力、紙面の図を現実のものとして考える能力を育てることも出来る、魅力的なワークでした!

本申し込みで届くトイ教材キット

無料教材ではワークだけでしたが、本申し込みではさらにSTEM教育に関するトイ教材キットが届きます。

©Wonderfy Inc.

実験、工作、図形やロボットなど、テーマ毎、多種にわたるキットが毎月届き、アプリと連携して学べるようになっています。

この辺り、幼児期からSTEM教育や理系的な学問への興味を育てるには、実験や観察、実際の工作を行うことが非常に重要ですが、それを定期的に提供してくれるのは非常にありがたいですね。

そもそも実験キットのサブスクって
あんまり見ないもんね

意識的に実験遊びを取り入れているご家庭でも、実験ネタを探し準備するのにパパママが頭を悩ませることも少なくないと思いますので、このキット非常にありがたい学習体系です。

費用|ワンダーボックスのお値段

お値段はこんな感じ

ワンダーボックス 料金
1人目 \3,700/月
※12カ月一括払い

\4,200/月
※毎月払い

2人目以降の兄弟利用 \1,850/月
※2名以降

ココには書いていませんが6カ月分一括払いもあり、利用しやすいお値段設定にしてくれています。

これに加えて、一括払い後の中途解約は差額の返金があります

ちいぴ
これは気軽に始めやすいね!

最短の受講期間は2カ月となっていますが、返金差額も出来る限り返金額が高くなるよう計算して返金してくれるためとても良心的です。

個人的な口コミ・感想・メリット・デメリット|STEM教育としての観点から

ここまでワンダーボックスの内容を説明してきましたが、実際に感じた正直な感想もお話していきます。

この辺りは中高生に理系を指導する教育関係者として感じたこと、幼児期からのSTEM教育を推進する親として感じたことを踏まえてお話したいと思います。

口コミ・感想:現役高校生の様子と比べたメリット

色々見てみた結果、STEM教育を勧めるうえで非常によく考えられた教材でした。

特に多くの中高生に指導してきた私の経験から見て

成績上位勢『のみ』が得意とするタイプの思考力問題が豊富

アプリとキットで問題と現実世界が繋がる
=学校授業の内容を現実的なものへと考えやすい
⇒共通テスト(旧センター試験)の問題と合致

という点が教育関係者としてもとてもうれしい点でした。

ちいぴ
さすがに共通テストと結びつけるのは
早すぎじゃない・・・?

私もそう思わなくはありませんが、高校生の時点で『教科書の問題』を『現実の問題』と結びつけることが出来ない生徒はその壁を克服することが非常に難しいです。

だからこそ早い段階でそのトレーニングが出来ることがうれしい!

そもそも勉強を実生活に結び付ける生徒は
日常的に実生活の物事を考える習慣があることが多いので
その習慣が付くとより勉強も楽しく学んでくれます。

またプログラミングについても細かく段階を踏んでくれるので、プログラミング的思考が育てやすいと感じました!

口コミ・感想:STEM教育として足りないところ

STEM教育の特に科学・理科について。

大規模だったり手間のかかる実験をアプリで手軽に出来る!というのが大きなメリットの一つですが、その前段階の体験や予備知識を与えないと、教材の良さを活かしきれないと感じました。

ちいぴ
前段階・・・?

例えばアプリで『火で氷を解かす実験』といった物理実験があります。熱に焦点を当てた実験ですね。

出来るだけたくさんの氷を溶かすよう火やブロックを配置する、というパズル要素も入ったゲームですが

火が熱い・氷は溶ける・氷を温めたら早く溶ける

といった現象の根幹となる体験は当然アプリではできません

所長
これをデメリットと言ってしまうのは
少々申し訳ないのですが。。。

また、同じくして火は明るい・火に触れなくても温かい・火は上に上がる

といったアプリの目的以外の物理情報もアプリからは得られないです。

こういった原体験と呼ばれる体験がSTEM教育分野、特に理科分野への興味に関わってきますので

教材任せにせず個別で実験することも大事だと感じました!

所長
逆に実物の火や氷を溶かすなどの経験があれば
アプリがさらに効果的になると思います!
私はとても楽しめたので!

科学分野を別で補って活用してもらえれば言うことなしです!

口コミ・感想:その他

これも教育関係者だから思うところかもしれませんが、少なくとも体験版の思考力問題では

所長

もっと練習問題が欲しい!

と感じました。

ちいぴ
練習問題?

ある程度難解な問題が出来るようになっても、同じようなレベルの問題ではなくどんどん高いレベルの問題が出てきます。

同じようなレベルの問題に取り組もうと思ったら、まったく同じ問題を周回するしかありませんでした。

なので、同レベルの類題が広がると嬉しいですね。

ワンダーボックスが気になるようなら!

ワンダーボックスはお値段お手頃で論理的思考やプログラミング、数的思考も兼ね備えたSTEM教材でした!

所長
芸術:Artが入っていないのは
私が専門外でコメントできないからです。。。

多くの教材は公立の小学校のテストでは測りにくい能力に関わっていて効果を実感しにくいかもしれません。

ですが、1,000人の中高生に理系の指導をしてきた私から見ると、中高生の最上位層が持っている能力を育てるようなものばかり

体験版アプリは資料請求後すぐに使える

短期でやめても返金がある

と、なかなかとっつきにくいSTEM教育のハードルを下げてくれる魅力がたくさんでした。

資料請求自体も簡単にできますので、興味がわいたら一度取り寄せてみてください。

すぐにアプリが使えるので、雨の日休日の知育に困ったら請求してみるでもいいと思います!

その他アプリの紹介も見れます

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