こんにちは!塾経営の中で1,000人の中高生を指導してきた所長が、幼児教育を通じて将来勉強が得意な賢い子を育てるために情報発信をしております。
さてさて、普段からSTEM教育!や理系教育!といった話題を多く提供していますが、賢いといえば弁護士も良く名前が上がりますよね。
今回はこちらの家庭について紹介します。
- 兄弟ともに上位国立法学部へ進学
- 兄は警察官、弟は弁護士
- 母はパート・父は石材店
今回は兄弟共に優秀で共に法律に興味を持って勉強に励んだケースとして幼少期からどのような家庭環境だったのかを紹介していきます。
結論から言います。
- 長年日常的に会話で出る事柄に子どもが興味を持った
- 日々情報をたくさん提供して好奇心旺盛に育った
という内容になっております。
幼児・児童関係なく、日々のお子さんとの会話の参考になればと思いますので、ぜひ見ていってください。
兄弟ともに法律関係者を目指した家庭
今回紹介する二人は、中高生時代がこのような状況でした。
- 中学時代上位成績者
- 2人とも最上位進学校
- 2人とも理数系が苦手
- 論理的思考力に優れる
- 好奇心が大せいであった
これに対してご両親は職人とパートという、なかなかに興味をそそられる組み合わせだったので、塾での面談も併せていろいろと聞き取りを行っておりました。
結論として、幼児期から高校に至るまでお父さんが行っていた日常の中での知育・教育が大きく貢献していました。
- 司法試験予備校の元講師
- 本人は士業資格なし
- 日々のニュースから法律的要素を見つけ団らん時の会話にする
法律に関係できる仕事がしたい!と息を巻いて勉強に励んでいた兄弟ですが、日常の中で繰り返される会話から法律の楽しさ、重要さを感じて法学の道、特に弟は弁護士として働くまでに至りました。
ですが話を聞いてみると、ただ子供たちに興味を持たせただけではなく、賢く考えるような話し方をしていたことがよくわかりました。
賢く育てたお父さんの会食プレゼンテーション
お父さんとの食事の会話についてですが、様子を聞くと学会でのプレゼンを彷彿とさせる話し方が多かったようです。
- 日々議題となったニュースの概要を紹介
- 法律的に面白い点や着眼点の紹介
- ニュースに対する具体的な法的解釈や方向性を話す
- ニュースへの自身の意見およびその根拠となる法令を話す
こういった話し方を普段からされていたようです。
特に「2.面白い点や着眼点の紹介」により話の流れとして子供たちが置いてけぼりとなりません。少なくとも趣旨を理解し、法律的に考えることの価値を理解したうえで会話が続いていると考えられます。
根拠(法律)に基づいて物事を考えることの面白さを子供たちが理解し日々の中で様々なニュースを提供した結果、2人とも好奇心を発揮、法律に興味を持ち、論理的な思考力に優れるよう育っていました。
まとめ:普段の会話でいろいろな情報をお子さんに!
今回紹介した、「子供がみんな賢く育った家庭」から見習うべき知育・幼児教育・教育の観点として以下の点が挙げられます
- 普段から多くの情報を子供に提供する
- その情報がなぜ面白いかを伝え興味を持たせる
- 意見を順序だてて論理的に説明する
- これらを長期間繰り返す
本当に大変なことだと思います。でも私が見てきた学力最上位層の家庭の多くが同様なこと行っていました。成長すればするほど理解できる事柄の幅も増えることから、お子さんが小さいうちかパパママも意識していってみてください。
難しいようであればまずニュース番組を優先して見せて内容をお子さんに解説することから始めましょう!ニュースに対する自分の意見を一言二言つけるだけでも構いません。
STEM教育についてはこのブログでもいろいろな情報を提供していきますので参考にしてみてください。
幼児教育と言えば知育玩具やお稽古・習い事に目が行きがちですが、それだけだとお子さんに届く情報量に限りがでてきます。
幼児教育から学校教育・受験まで、お子さんの成長や学力は非常に長期的なもの。賢く育ってもらうため、一緒に頑張りましょう!